12月8日「製麺技能士検定実技試験」が札幌市、株式会社さがみ屋さんの工場をお借りして実施されました。我が業界では、2年に1度の実施なので、毎回受験者の皆さんは合格をめざして真剣に取り組む様子が伝わってきます。実技試験科目は生うどんを製造、うどん製造に使用する中力小麦粉を数種類の粉より選別、計算式より塩水(練り水)を仕込み、ミキシング、圧延途中の麺体の厚さの測定、指定された切歯で切り出し、その麺線の厚みの測定、食数が規定量取れているか?
等など、製麺技能士としての基本的な技量が問われる試験です。最近の製麺工場は自動機器が設備され、あまり手作業が無く、受験者も戸惑う場面もありますが、受験のため勉強する事によって、自分の知識になりますので大事なことだと思います。製麺技能士の皆さん、是非日本の伝統食品「麺」の普及に力を貸してください。